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シニア犬とのんびり暮らそう

愛犬を突然襲った【肺高血圧症】とは?初めて診断された時のこと。

 

はじめての失神

愛犬パシャの病気がわかったのは、突然の失神からでした。

忘れもしないコロナ禍の2020年3月7日、深夜いつものようにトイレでおしっこを済ませて小走りにおやつを催促にくる途中、バタン!!と音を立てて倒れた後に目をひん剥いて悲痛な叫びをあげながらのけぞったと思ったらおしっこ(今出したのに!?)とうんちが出てきて本人はぐったりしたまま…この時は本当に一瞬死んでしまったかと思って我が人生で最大級に焦りました。

どうしよう、どうしよう、と焦りつつも息をしているのが確認出来たので、ひとまずホっとしつつ寝ていた夫を起こしに行って事の顛末を詳細に説明しました。パシャは数分後には何事もなかったように元気な表情に戻っていたので、深夜だし翌日病院に連れて行くことに…

 

翌日動物病院へ

病院で検査してもらった結果、「右心拡大三尖弁逆流が見られます。失神は脳が原因か心臓が原因か判別が難しいけどパシャちゃんの場合は心臓が原因の可能性が高いです。投薬で様子を見ましょう。」ということで、内服薬として

  • ピモハート(強心剤)
  • フォルテコール(血管拡張剤)

を処方してもらい1週間様子を見ることになりました。この時点では肺高血圧症の確定診断が出たわけではなかったんですよね。脳の異常の可能性も少し残っていました。

 

脳の発作と心臓の発作

実は以前実家で飼っていたボストンテリア君が「てんかん持ち」でよく発作を起こしていたので、それを何度も見たことがある私は心臓だろうな、と謎の確信をしていました。(てんかんは痙攣や泡を吹いて倒れるけど、パシャは脱力して倒れる感じ)

ボストンテリア君はてんかん発作を起こしてから1年ほどで痴呆も加わり9歳でお空に旅立ってしまったので、正直「心臓でよかった」というのが最初の感想でした。…今思えば、甘かったです。

私の勝手なイメージで、犬の心臓病はまず咳や心雑音があるだろうと思っていたので正直驚きました。パシャは毎年健康診断を受けていて、心雑音も咳もなかったんです。どうやら咳や氏雑音は小型犬に多い「僧帽弁閉鎖不全症」の典型的な症状のようで、パシャのように右心の異常は初期症状がほとんどないとのことが後から調べてわかりました。

 

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この時から試行錯誤の日々が始まりました。記録に残さないといけない気がして毎日iPhoneのメモに日記をつけているので、少しずつでも経緯を書いていけたらと思っています。

\\ 失神するなんて予定外よっ //

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たまたま撮ってた当日のパシャさん(20200307)